人工呼吸器離脱の方法を比較した研究があります(下記参照)。
自発呼吸トライアル
(SBT)を失敗した患者に対し、
①間欠的陽圧換気(SIMV)で徐々に換気回数を減らしていき抜管する方法
②CPAP+PSでPSの補助を徐々に減らしていく方法
③1日1回、患者から呼吸器を外して(酸素吹き流しにして)評価をし、2時間大丈夫そうなら抜管を行う方法
この3つを比べていますが、①が最もweaning期間が長くなり、③が短かったということでし
た。
SIMVではweaningをする場合換気回数設定を減らしその後様子をみて、大丈夫であれば換
気回数を下げる、というように繰り返します。このような方法が分呼吸器離脱までに時間
がかかるとされています。
DOI: 10.1056/NEJM199502093320601
DOI: 10.1164/ajrccm.150.4.7921460